熊倉が黒豆アイコ

不動産売買計算ソフトというのは、延べ面積、築年数、方角などのいくつかの条件を設定することにより、登録してある路線価や独自の係数(階数や向きなどによる)をベースに物件の評価額を自動的に算出するアプリです。無料もあれば、有償版もあります。



机上データを集めただけの簡易版ですから、実際に専門家が見て判断した評価額とは精度的に劣ることは否めないでしょうが、大雑把な金額を見たいときには参考になります。
売りたい不動産物件の室内の壁に捲れた部分があったり、専門業者でも綺麗にできないような汚れや傷みが発生しているのなら、リフォームして劣化を改善すれば査定額を上げることができるかも知れないでしょう。とはいえ、もし、リフォーム費用の方がアップした分の査定額を上回ってしまえば、結果的に損になることもあるので、先に業者に訪問査定をお願いし、実際の物件を見てもらってからリフォームによる査定額の変化について質問した方が良いと思います。

不動産会社は独自の査定基準を持っていますが、マンションでは、主に二つのポイントから査定額を算出します。その一つが、地理的環境に関するポイントで、一般的に周辺の環境や利便性の高さ、交通アクセスのしやすさや景観といった「場所」そのものに対する査定です。



さて、もう一方がマンション自体に対する評価です。具体的にいうと、築年数や部屋の間取り、エレベーターなどの設備や共有部分の様子、階層、そして日当たりや方角、騒音や振動の有無、セキュリティーに問題が無いかといっ立ところがポイントになります。
こうした基準によってマンションの査定額を算出します。
普通、不動産査定で行なわれる査定方法は「訪問査定」と「机上価格査定」とに分かれます。

訪問査定は、そのまま会社が現物の物件を見て査定する事で、直接見る分だけ査定の精度が高くなります。

机上価格査定では、物件の各種データのみを根拠にして査定額を決定します。ここで参考にされるデータには、築年数や間取り、周辺にある物件の相場や、その会社の持つ取引事例などをまん中に簡易査定を行っています。

やはり、机上価格査定は訪問査定ほど正確な査定額は算出できないでしょうが、参考価格としては十分効力があります。不動産取引は複雑なので、個人で売るのではなく、専門家である不動産屋に仲介を依頼するのが普通です。
安く売却して損をしないためには、ここで特定の不動産業者1社に任せるのではなく、見積り依頼を複数の不動産会社に依頼し、実際に査定指せてみることです。


大手、中小を問わず複数の不動産業者に一括査定依頼できるウェブサービスを利用すると、家の市場価値だけでなく、各社独自の販促状況も見てとれるので、最も協力的な業者を味方につけることができるのです。
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不動産を任意で売却するという話になるといつも利点をまん中に解説されることになりがちなのですが、デメリットがあることも忘れてはいけないでしょう。競売などの強制売却方式ではなく、あくまで任意で売却を行なうので、どうしても手間がかかってしまいます。
金融機関などと交渉して、さまざまな手続きを行なう必要がありますし、購入希望者が現れた場合、内覧などには立ち会う必要があり、すさまじくな負担になってしまうでしょう。



ここまでの労力と手間をかけているにも関わらず、売れないこともあるでしょう。


集客効果の高いオープンハウスを実施すれば、マンションの場合は特に買い手がつく確率が高くなります。
ただ、オープンハウスという性質上避けられないのは、自宅を売りに出すということが秘密にできないというのがあります。

エリア内のマンションにも広告が配られますし、当日は立て看板などが立ち、注目度は著しいですから、売るにしても注目されるのは嫌という人は導入は慎重になった方がいいでしょう。売り慣れているならいざ知らず、どうやって家を売れば良いのかわからない人もいて当然です。

不動産売買のファーストステップとして、土地や家屋の一括見積りサービスというものを使い、物件の見積り依頼を複数の不動産会社に依頼しましょう。

そして満足できる対応と査定額を示した会社と売却を依頼し販促活動を経て、内覧希望者を迎え入れ、買い手がつき、金銭の授受と物件の引渡しを行い、登記変更をしてお終いです。